生物学主義

生物学主義とは生物学的原理を他の諸科学の領域に応用しようとする立場。  哲学で認識作用を生命の生物学的自己保存の一手段とみる認識論の立場の一。ニーチェ・マッハ・ベルクソンなど。 社会学で社会の構造や機能を生物学的に考察しようとする傾向。社会有機体説や社会ダーウィニズムなど。 教育学で遺伝と環境を根幹として人間の成長を生物学的視点からとらえていく立場。デューイ・ギュイヨー・ヘンダーソンなど。フロイト主義は個人心理学的方法による生物学主義である。