中華人民共和国の英名Chainaの由来

中華人民共和国の英名Chainaは、支那と関係があり、その原型は古くから印欧語族の諸国で用いられてきたために派生形が多く残っている。英名Chinaは、サンスクリット語のCīna (चीन) を由来とするペルシア語のChīn (چین)が由来と考えられる。Chinaという言葉は、ポルトガルの探検家Duarte Barbosaの日誌『Book of Duarte Barbosa』(1516)においてに初めて記録され、1555年、同日誌はイングランドにおいて翻訳、出版された。又、17世紀にマルティノ・マルティニにより提唱された伝統的理論では、Cīnaは周において中国最西の国であるQin(秦)が由来である。また、Cīnaはインドの『マハーバーラタ 』(紀元前5世紀) 及び『マヌ法典』 (紀元前2世紀) を含む初期のヒンドゥー教聖典において用いられていた。