2021-02-06 清朝考証学と実事求是 清代における言語観の転換とともに経書解釈の客観化が追及され、その理念とされたものが『漢書』の河間献王劉徳の治学態度である実事求是であった。考証学派は、実事求是を標榜し、経書の言説に即して儒学の義理を客観的に解釈する方法を追求した。