『大唐西域記』『西京雑記』『抱朴子』などに入定ミイラの記述あり、『高僧伝』では晋の元康8年(298年)に訶羅竭という僧が死に火葬に付されたが半焼けになってしまい、座したままでも崩れなかったため石室に安置して礼拝したと記されている。
『大唐西域記』では玄奘が西域の僧のミイラについて言及している。
現存するミイラとしては広東省韶州市南華寺にある唐代中期の禅僧慧能の肉身仏(即身仏)などある。
中国では現在でも即身仏としてミイラが作られている。ただし、生きたまま苦行の果てに自死してミイラになるのではなく、自然死後に遺言によってミイラとして作られるものであり、全身に金箔を塗ることにより生前に近い形を保とうとしている。