「嘘をつく子供」とは、イソップ寓話の一つ。
「羊飼いと狼」又は「オオカミ少年」「童の羊を飼うた事」「牧童と狼の話」「牧童と狼」「牧童説謊」「牧童の自滅」「嘘と災難」「嘘つきの報い[羊飼と狼]」「嘘つきの羊飼」「狼と羊飼」「羊飼の童と狼」「嘘の罪」「羊飼と狼との話」「嘘好きの牧者」「羊飼の少年と狼」「嘘つき少年と狼」「羊飼ひと狼」「ウソヲツイタコドモ」「うそつき子供」「悪戯をする羊飼」「おおかみとひつじかい」「ひつじかいとおおかみ」「おおかみが出たぁ」「おおかみが来た!」「うそつきの子ども」「おおかみが来たぞ」「うそつきなひつじかいの少年」「いたずらをする羊飼い」というタイトルの場合もある。
これに類する中国の故事として、以下のようなものがある。
周幽王は、全く笑わない女性、褒姒を寵愛せり。ある時、手違いで敵襲を知らせる狼煙が上がってしまい、諸侯は空振りを食わされた。其様子を見て褒姒が笑へり。その為、幽王は度々嘘の狼煙を上げた。その後、実際に敵襲があった際、もはや誰も狼煙を信ぜず、幽王は褒姒ともども敵に捕われ殺されたり。